0バイトのファイルを検索する
こんにちわスピカです。
Windowsを使用しているとたまあに0バイトのファイルを見かける。
この0バイトのファイルって何?
普段、0バイトのファイルなんてユーザー側で作ることなんてまずない。だって内容がないデータってユーザーにとって意味ないからだ。
だが、システム側からしたら意外と0バイトのファイルの必要性がある・・らしい。
それはこのあたりに書いているいる人がいるので知りたい人は見てください。
0バイトのファイルの検索
でこの0バイトのファイル、探すとなるとどうやって探していいか意外と知らない。自分も知らなかった。
検索する前に
エクスプローラーをを立ち上げて、隠しファイルとシステムファイルを表示できるようにしておく。
やり方はリボンメニューの「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れる。
そして次に「オプション」をクリックすると新たにダイアログが表示される。
「表示」タブをクリックして「詳細設定」項目の一番下に「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す。
すると警告のダイアログが表示されるので「はい」ボタンを押して更に最初のダイアログの「OK」ボタンを押す。
これですべてのファイルが表示されるようになりました。
そうしたらエクスプローラーの「検索」窓(下図①のところ)にカーソルを移動、まずクリックしてテキストボックスにフォーカスする。
するとリボンメニューに今までなかった「検索」の項目が表示される。
表示できたら②のところの「サイズ」のプルダウンメニューをクリックして「空(0KB)」をクリックする。
すると検索が始まる。
意外と多い0バイトファイル
検索してみてわかったが0バイトのファイルって意外と多い。
システムは一時ファイルとしてこの0バイトファイルを利用していることが多く、その後処理が終えても消さずにそのままにしていることが多い。
0バイトファイルが多いことの不都合
0バイトファイルはどんなに多く作られても量的には0バイトである。
SSDやHDDといった補助記憶装置を圧迫しない。
がしかし、データ容量としては圧迫しないがインデックスとしては圧迫することになる。
それってどういうこと
SSDやHDDは闇雲にデータを書き込んでいるわけではない。Windows10のファイルシステムNTFSの場合はMFT(マスターファイルテーブル)というところでその補助記憶装置の管理をしている。
所謂、目次データベースと書いたほうがわかりやすいかも・・
だからデータが0バイトのファイルだからって補助記憶装置のデータ領域は減らないが、管理領域は圧迫されることになる。
ただ一般的な量のファイルでは全然問題は発生しないのであまり気にすることはないと思います。
ただマルウェアなどにより多量に書き込まれた場合、問題が発生する程度の話。
総 評
今回は0バイトのファイルの検索の仕方についてちょっと書いてみた。こういった0バイトファイルは上記でも書いたが一時的に利用される目的で作られることが多い
また最近猛威を振るっているランサムウェアの中には、MFTを暗号化してアクセスできないようにしてしまうものもあるそうだ。
補助記憶装置の管理テーブルとしてのMFTは非常に重要な役割をしており、これが何等かの原因でアクセスできなくなるとまずこの媒体はゴミとなってしまう。
たとえデータ領域が問題なくてもだ。
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