永久保証のメモリーの落とし穴って
こんにちわスピカです。
スマホの世界的需要低下が昨年末あたりから始まり半導体の価格の値下がりが始まりました。
以前、メモリーの買い時などをこちらでも書いたと思いますが、
今年夏あたりにはかなり安いメモリーも登場する可能性も・・なんて書いたと思いますがその前に世界的な値下がりが始まったことになります。
現在は最高値の3分の2
現在のメモリーの価格を見ると16GBあたりの平均価格で最高値時の3分の2くらいになってきています。
そのため不況だった自作PC界も活況化し始めているとか。
永久保証と期間限定保証
メモリーはよく見るとメーカー側が永久保証を付けてくる製品
たとえばこんな製品
もあれば、 1年保証だったり、5年保証だったり、様々です。
一般的には5年以内の保証がほとんどですが、それはなぜか
保証を永久にするということはそれだけコストが増大する。メーカーにとってみれば単なる負担となるだけ。
よく言われるのは無保証にした場合、今の金額の半分で提供しても儲かるという話を聞いたことがあります。
そのくらい保証というのはコストがかかること。メーカーにとっては負担以外何物でもありません。
メモリーは壊れにくい製品?
メーカーが永久保証つけてくるということはそれだけ通常使用では故障しない、または故障の確率がものすごく低いということになります。
逆にいえば、一般的な保証が1年だとして1年以内に壊れなければその後の壊れる確率はグッと減る。ということなります。
私の経験談
私のPCは古く、DDR2メモリを使用しています。このDDR2、世に出たのが今から10年以上前、私が購入したのも11年ほど前になります。
購入した製品は
DDR2 1GBx2 3セット
DDR2 2GBx2 1セット
を購入していました。そしてそのメモリーの内、既に使わなくなったのが
DDR2 1GBx2 の1セットのみ
あとはそのまま使用しています。そして壊れたのがそのうちの
DDR2 1GBx2 の1セットのみ
これも永久保証だったためその当時すでにDDR3に市場は移行したいましたが、メーカーに申請し交換してもらいました。
記憶になりますが、購入後5年程度は経っていたと思います。
それ以外のメモリーは故障することなく未だ現役です。
交換するときに気になったこと
本来永久保証というメモリーを買ったわけだから壊れれば当然交換なり修理なりしてもらえるものと思っていました。ところが交換するためにはいくつかの証明書類や条件が必要となっていたのです。
普通に考えれば当たり前のことですが、このとき必要となったのが
- 修理ご依頼製品
- 修理依頼書(本メールの添付書類をご印刷頂き、ご同意頂いたもの。)
- 弊社もしくはメーカー保証書
- 購入証明(レシート等)のコピー
上から順に見ていくと
「修理ご依頼製品」とは故障したメモリーそのもの、ただしここで一つ気になったことは2枚セットで購入した場合はそのうちの1枚が大丈夫でもセットで修理交換になることが多い。
これはメーカーによっても違うためあらかじめメーカーHPの保証規定を見るなり直接メールで確認することが重要です。
「修理依頼書」はメーカーHPにあったりしますでダウンロードし必要事項を記入し捺印も必要な場合が忘れないようにしましょう
「弊社もしくはメーカー保証書」は意外と年月が経つと無くなってしまうことが多いので必ずわかるところへ保管しておくことが大事。
また1枚紙の保証書ではなくパッケージが保証書になっている場合もあるのでその場合はパッケージを捨てずにとっておかなくてはなりません。
最近はどちらかというとパッケージが保証書がわりになっていることのほうが多いと思います。
「購入証明(レシート等)のコピー」は以外と盲点ですが保証書があってもこれがないと無償での修理交換ができません。また中古で購入した場合などは保証が受けられない場合があるのでこの点も注意です。
メーカーに聞いてみた
私が使っていたメモリーはCFDでした。国内だと結構有名どこですね。
で私が以前修理依頼したときは当然販売店から新品を購入しましたが、すでに時が経ちうろ覚えだったこともあり今回あえて聞いてみました。
貴社のメモリー(永久保証)となっている製品についてもし中古ショップなどで購入した場合、その中古ショップの購入証明書(レシート、領収書)があれば保証対象となるのでしょうか
との質問に対し
「中古品」「オークション品」「譲渡品」等は、 弊社保証の対象外となっております。上記製品の修理受付は可能ですが、「有償」でのご対応となってしまいます。
とのご回答を頂きました。
まとめ
永久保証だと思って購入したがいざ故障したときに困らないよう最低限下記事項を確認しておこう
- 買う前に永久保証であることを確認してから購入
- 永久保証規定を製品のメーカーHPで確認
- 購入先はしっかりした販売店かを確認し中古でないことも確認
- 購入後、購入証明書や領収書、保証書は忘れてもわかる場所に保管しておく
- 保証書はパッケージや箱になっている場合もあるので要注意
5番の保証書がパッケージや箱になっているのはメモリーだけではなくSSDやHDDもなっていることが多々あります。
上記事項を守ればまず大丈夫だと思います。ただ5年後だとかだとすでにメモリーの規格も次世代に移行していることも考えられ、製品の保証期間よりも性能限界に達することのほうが多いかと思います。
ただ、法人などで使用している場合、ソフトウェアの関係で買い替えが出来なかったりする場合もあると思います。
また、私みたいに未だ前世代のメモリーで頑張っているひともいようかと思います。
こういった場合、やはり永久保証はありがたいものです。
一時期は、16GBのDDR4が2万5000円以上もしていましたが、ここへきてかなりこなれてきました。下記には永久保証を謳った製品が検索できます。
DDR4 8GB(4GBX2)
DDR4 16GB(8GBX2)
※Link先に表示される製品がすべて永久保証とは限りません。必ず永久保証と謳っているのを確認しましょう。
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