なんでWindows10ってアップデートしてからいつも問題が発生するの

2020年9月5日

こんにちわスピカです。

Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)がリリースされて既に2か月ほどが経ちました。

正式リリース後に問題発生

前回アップデートでもそうでしたが、インサイダーにてそのつどテスターによるテストを行っているのに正式リリースされてから問題が多発する

Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)においても既に10数個の問題が正式リリース後に発覚している。

これってインサイダーによるベータテストがあまり成果を出していないか全世界のWindows10利用者に対し、インサイダーのテスターの数が圧倒的に足らないとしか考えられない。

たしかに10億台以上稼動しているOSを1社でサポートするなんて神業だが、そんなんだったらアップデートリリース間隔を長くすればいいのではないか

旧体制だったら

マイクロソフトが従来の体制、所謂何年かごとに有料のメジャーバージョンアップを行っていたらどうだったろうか

カーネル自体に大幅な改変を加える必要性がなくなったためユーティリティー関連に特化して改良が加えられている。

言い方を変えればOS部分を理論的に完成させるため、おおよそ30年の年月を要したということになる。

そしてマイクロソフトはその30年に及ぶOSの核の部分カーネルにその大半のエネルギーを費やしてきた。

そのため付属するユーティリティー関連、アクセサリーなんて言われているが、これらのソフトは一般的にみて貧弱なものが多かった。

実はマイクロソフトのWindowsはマイクロソフトだけで繁栄してきたわけではない。

OS2などのライバルなどもいたが、Windowsが躍進できたのはフリーソフトや有料ソフトベンダーが味方したからだ。

だから使いたいソフトがない他のOS陣はWindowsのシェアを超えられなかった。

今ではシェア的にはモバイルに抜かれて今一的なイメージがあるがそれでもクライアントディスクトップシェアでは断トツのトップであるのは間違いない。

ただその大半はディベロッパーではなくユーザーなのだ。IphoneやAndroid端末を扱う言葉を悪くしていえば全くの素人が大半。

だから思わぬ操作の結果、予想もしなかったエラーが出てくる。

プログラムを作るほうはプロ

プログラム開発には日曜大工的な人からドライバソフトウェアみたいな高度なプログラムを開発する人まで千差万別です。

そしてプログラム作成はバグ、所謂実行時エラーとの格闘になります。作ってみるとわかりますが、自分が予想したとおりの行動を組んだつもりでもそのとおり動かないことが多々起こります。

マイクロソフトの開発者たちは世界でも屈指のプロ集団なはず、それでもOSの開発となるとやはり簡単にはいかない。

そして様々な周辺機器との調整

パソコンはすべてを1社で賄えるほど単純なものではありません。ハードウェアのパーツだけ見てもCPUはインテルやAMD、マザーボードはGIGABITE、ASUS、ASRock等、十数社。メモリもCFD、TEAM、Patriot等やはり名だたるメーカーだけでも十社以上数える。

それ以外にSSDやHDD、BRドライブ、はたまたビデオカードと・・

パソコンはそれぞれのパーツの集まりだ、これは日本のNECや富士通、パナソニックなども例外ではない。

蓋を開けてみればマルチベンダーなのである。

そしてそのパーツごとにドライバソフトウェアが必要となり、その整合性を取りつつ動かすのがOSの役目なのである。

だからドライバソフトの作りが悪いと当然OSにも影響が出てくる。

こういった様々なパーツとの連携がうまくいって、アプリケーションからの実行が思い通りにいくのである。

総 評

今回はWindowsのアップデート後多発する問題についてちょっと書いてみました。

私的には機能アップデートは1年に一回程度でよいと思っていますしできればもっと軽いOS化に力を注いでもらえたらと思っています。

そんなユーザーが大半ではないかと・・・

ただOSの高機能化とレスポンスアップは反比例する関係からかなり難しいのではないかと・・

しかしMSDOSは軽かった。

今思えばWindowsの前身たるMSDOSはめっちゃ軽かった。低機能だったがそれなりに使えた。

今と比較するとあの当時やっていたことと今やっていることってさして差がないのではないかと実感している。

高機能化してもその機能を使わなかったらただ単に無駄。

人も機能アップしていかなくちゃいえけないのかな・・

今回はこのくらいに・・