メモリー、CPU、SSD・・それぞれの買い時って何時?。こんな買い方をしたら損・・
こんにちわスピカです。
PC界隈もAMDのRyzenが出てからにわかに活況になってきいますね。自作PCも結構楽しいので組んでみたことがない人は試しに組んでみるのもいいかもしれません。あなたが思っているほどむずかしくは無いですよ。
全然簡単じゃねーじゃん
だってパーツユニットを組み立てていくだけですもん。ちょっとしたポイントさえ抑えればプラモデルよりも簡単かもしれません。
まあヘビーユーザーみたいに度を超えたオーバークロックだの、液体窒素冷却だの、しいていえばから割なんてことしなければ普通に楽しめます。
私も過去にメモリーソケットを逆に差し(普通はさせません)きな臭いにおいがして即電源を切りソケットを見てみたら焦げていました。でもそのマザボ、しばらく使っていましたね。
ほかにも電源を入れたとたんバチって音がしたことも・・ さすがにこの時は焦りました・・
全然簡単じゃねーじゃんって言われそうですけど。きまりをまもれば大丈夫です(^^♪
また最近のケースでは内部を見せるための裏配線型が主流なようで、ケースも進化してるんですね。
組み立ててUEFI(私の機種ではBIOSですが)が起動しOSをインストールして起動したときは結構な満足感ですよ。Windowsについても世代が変わるごとにインストールの失敗も確実に減っています。
昔ほどメーカー製PCやショップブランドPCが高くなくなった現在においてもまだ自作のほうが自由度は高いし費用も安く済みます。
それに何より壊れた時に自分である程度修理できるのも自己満足満タンって感じ。
SSDのお話
今年2月、SSDの記事を少しだけ書きました。SSDがちょうど過渡期の移行期になっていたから。どういうことか・・
SSDは他のPCパーツとちょっとした買い時の違いがあります。SSDの話をする前にPCパーツのそれぞれの買い時というのをちょっとお話したいと思います。
CPUの買い時
PCパーツの中でもCPUは代表格的存在、そんなCPUは市場の原理、いわゆる出たては高く時間とともに安くなっていきます。これは一般的な商品の価値の変化とほぼ一緒。そして以前は世代が代わると一気に安くなったものですが、最近は世代が代わってもさして性能が変わらないため値段もそれほど一気に下がりません。だから買う時はそれが欲しいときで問題ない。
メモリーの買い時
でちょっと異質なのがメモリーである。例えばDDR3だと今まではDDR2からDDR3への移行期が進むにつれ値段がさがり始め、たとえばDDR3の4GBだと大体数万円から始まり徐々に値段を下げていき2年くらい経ったころ市場に潤沢に製品がいきわたり飽和状態になると最安値で4GB2枚1980円で売られたこともあった、8GB2枚だとその当時の記憶で最安値は6980円だった、5980円になったら買おうとして逃した記憶があるから・・・
それから数か月が過ぎたころから生産調整のせいだと思うが徐々に値段があがりDDR4への移行期には2倍から3倍程度となっていた。DDR4の場合そこまでいかなかったがやはり出たては数万円、それからしばらくして4GBが最安値で2枚で3980円。そして今は約10000円前後が最安値です。
メモリーの場合、規格が代わってから値段が徐々に下がり始め、2年前後で最安値に到達したあとは急激に値上がる傾向にあります。だからDDR5へ移行するときも同じようになると予想されます。
故障とかの緊急性の場合を除いて規格が代わってから2年程度がねらい目だと私は思っています。この時期を逃すと次の規格へ移行するまでまた数年待たないと高くて買えない時期を過ごすことになります。(最安値でしか買う気がない吾輩なため)このタイミングが非常に重要です。
来年あたりから安価に
一部の情報(都市伝説のような・・)では世界的な半導体不足の状況を打破するため、中国企業がこの方面(DDR4)に手を出し始めているようで来年あたりからこの慢性的なDDR4の高値が解消へ向かうらしい。
そうなれば、安価にRAMが手に入れられる可能性が出てくる。
SSDに話を戻すと
それはある容量のSSDはある一定期間販売価格は大きく変動することなく売られています。
たとえば昨年10月前ごろまでは120GBがおおよそ8000円くらい。それが11月を境に一気に2000円ほど下がり、その後半年くらいの時間をかけほぼ半額に。・・
このとき何が起きたか・・
SSDの場合、記憶媒体が半導体なためメモリーと同様に半導体の需給バランスで金額がきまります。
そしてもうひとつ。記憶容量の拡大化で次の規格が策定され具体性が出てきたころ。
これは、HDDで言えば1プラッタ当たりの記録密度が上がった時に見られるのと同様、SSDはその記憶セルに書き込む容量が倍化したときに下がる傾向があるようです。
今はTLCが主流?
ちょっと前までMLCでしたがTLCが出始めて今はこのTLCタイプが主流となっています。
TLCって
これはSSDの書き込み方法のひとつ、そもそもSSDは半導体、いわゆるNANDフラッシュメモリという媒体に記憶しています。
そのNANDフラッシュメモリーのセルと言われるデータ保存エリアにデータを書き込むのだがNANDフラッシュは書き込み回数に限界がある。
一か所に集中的に書き込み、消去を繰り返すとその部分が回数限界に達したときに記憶できなくなる。
そのためSSDはできる限りNANDフラッシュ全体を均一に書き込みできるようにコントローラで制御されている。
TLCはそのセルに対し3ビット、3個の情報を記憶できるように作られたSSD。そのため「トリプルレベルセル」と呼ばれる。
ちなみにSSDが出た当時はSLC(シングルレベルセル)。しかしこれは容量小金額高って代物。
コンシューマ向けに安価に作られたのがMLC(マルチレベルセル)、だが実際MLCでもまだコンシューマーが手を出すには容量が少なく、そして金額も高額だった。
TLCになってエンドユーザー向けに安価に利用できるレベルになったと思えます。
デメリットも
そんなTLCもSLCやMLCに比べて同一単価で記憶容量を多く確保できるメリットと対照に書き込み回数の減少がでてくる。
たとえば
SLCの場合、10万回程度
MLCの場合、1万回程度
TLCになると5000回程度
(上記はすべて理論値)
とさらに耐久度が下がる。
コントローラの精度技術の向上で書き換え回数の減少を補うとされているが、実際のところ未知数。
ただエンドユーザーが普通に使う環境ではそれほど気にしなくて良いとメーカー側も考えている。実際、TLCでも3年保証を付けているメーカーも多々見受ける。
実際、HDDの耐久年数が5年と言われている現状、3年の保証を付けるだけの自信があるのだから、実環境ではそれ以上持つと思われます。
私が使っている一番古いSSDもすでに4年を経過しているが今のところバリバリ動いています。
いよいよQLCが出始める
この記事を書いている時点ではQLCは巷にはいまだ主流というよりはまだ見かけない。
現状TLCでは容量確保も1TB程度がほぼ限界(中にはそれ以上もあるが)のようで、この先、2TB以上を安価に市場に出そうとすると、やはりQLCは必要になってくるようです。
総 括
CPU、RAM、SSDとある程度買い時を書いてきましたが、これは私が今まで市場の動向を見ていて気付いたものです。実際市場では必ずしもこのようにならない可能性もあります。
実際、2011年のタイ洪水の時には、3TBHDDが最安値が6000円切る寸前で工場が製造ストップ、その影響で世界的HDDの高騰を招き、メーカーもその後生産調整で高値が続きました。
結局3TBが同金額に落ちてくるまで7年を要しました。
実はこの時、3TBが最安値で7000円を切っていたのを覚えています。なぜなら最安値で6000円を切ったら買おうと思っていたから・・
そうしたらタイの洪水が発生、WesternDigital他世界的なメーカーがタイに工場を作っており、主要な製造拠点としていたためこの洪水は、HDDに対し大々的に影響を及ぼしました。
おかげで私のPCではHDDの容量拡大にさらに数年を要してしまった。
現在、HDDは規則的に安価に値落ちしてきています。
SSDもTLCからQLCに世代交代すると更なる同一単価で大容量が見込めもう一段値段が下がると推測されます。
近い将来スピードだけでなく容量でもHDDを抜くを言われています。
すでにSSDは20TBの話(あくまでも話ですが・・)もあり、そういった意味では半導体の技術の進歩は2次曲線的に向上していくと思います。
メモリーについていえば
今のところDDR5の話は巷ではまだのようですが、GDDR5はすでに過去の産物となりつつある現在、グラフィッメモリはRAMより2歩程度先に行っているようです。
上記でも書きましたが慢性的に高値が続いているDDR4ですが、近い将来値段が落ちてくる可能性もあります。
私も過去にXPの頃だったろうかDDRだったと思うが1GBx2枚を4万円で購入したことがあります。
パソコンパーツは欲しいときが買い時と思っていますがやはり手が出しやすい値段って重要ですね。
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