Win10の痒い所に手が届く。Quick Access Toolbar を使っていますか。地味だが隠れた便利さに驚愕

2023年9月1日

こんにちわスピカです。

先月の情報で、Windows10がWindows7を抜いてWindowsシェアでトップになったそうで、Windows7のサポートもオリンピック年までですから、早めの引っ越しが必要かも・・。

Windows10もバージョンによっては既にサポートが切れているものもありますからね。最新バージョンに上げておくことがこの先重要になってきます。

そんなWindows10もカーネル系のコード改変もなくなったためか、しきりにユーティリティ系に力を注いでいますね。

次回19H1ではSandbox機能を入れてくるとか、過去のWindowsのメジャーバージョンアップよりユーティリティー系の力の入れ方はすごい。

Quick Access Toolbarってなに?

今回、紹介するQuick Access Toolbarも正直私はつい最近まで知りませんでした。いやお恥ずかしい・・

ですが、Windowsのファイル管理と言えば、エクスプローラー。このエクスプローラーも少しずつですが改良が進み、使い勝手が良くなっています。

私もWindows自体にない機能はフリーソフト等からユーティリティーを探してくることが多いのですが、ファイル管理に関しては今まで浮気をしたことがありません。

そんなエクスプローラーのQuick Access Toolbarってどんな時に便利か、ちょっと説明しますね。

普通にエクスプローラーを起動すると、こんな感じですかね。環境によって多少表示されるアイコンが若干ちがう程度だと思います。

その起動したエクスプローラーの左上の赤い囲い線のあたりがQuick Access Toolbarのあるところ。

デフォルトだと何も登録していないためこのようになっていると思います。

Quick Access Toolbarの基本機能は6つ

Quick Access Toolbarのところをクリックするとメニューが現れます。

  • 元に戻す
  • やり直し
  • 削除
  • プロティ
  • 新しいフォルダー
  • 名前の変更

全てを追加するとこんな感じになります。

これだけではない

基本機能は上記の6つですが、これ以外にも多数あります。

それはエクスプローラーのメニューバーに表示されるすべてのコンテンツ

例えばファイルメニュー内の「Powershellを開く」のところで右クリックすると「クイックアクセスツールバーに追加(A)」という項目が出てくる。


また、メニューバーの「ホーム」内の項目全てにおいてクイックアクセスツールバーに登録が可能。

メニューバーの「共有」の全てで登録できる。

メニューバーの「表示」内の項目全てにおいても同様に登録可能。

利便性を考えて登録しよう

全てを登録するとものすごい数が登録できるが、そうなるとクイックアクセスツールバーとしての利便性が低下する。

常時使う頻度の高いものを数種登録しておくのがよいでしょう。

コラム

足早にクイックアクセスツールバーの使い方を解説してきましたが、別に今までのやり方で「メニュー」から目的の操作へと行ってもそれほど不都合はないと思います。

ただ、1アクションでも省略できれば、繰り返しの作業の時に大幅な時間短縮が可能になることもあります。

人にとって同じことの繰り返しって結構酷ですからね。できれば完全自動が一番よいのでしょうが、すべてにおいて同じフローっていうのもなかなかないものです。そういった部分で人が介入する。

コンピュータにとって人はシナリオライターであると同時に補助者でもあります。

AI(人工知能)とこれからの時代

AIが発展してくると人の仕事がなくなるのではという記事を最近頻繁に見ます。運輸業の分野、製造業の分野、はたまたホワイトカラーである医師や弁護士までAIに仕事を奪われる時代がすぐきそうな感じ。

たしかにIBMのAIが医師も見抜けなかった病気を見つけたり、囲碁やチェスそして将棋と既に人を凌ぐ成果を目にしています。

ただそれが即今の人間の仕事に取って変われるほど、進化はしていないようです。

先日、目にした記事に、日本のAIの実に60%以上が情報不足。なんてものがありました。

AIは経験してなんぼ

今のAIの主軸はニューラルネットワークとディープラーニング。AIは膨大な情報(経験)からその時の問題に必要な情報を引き抜く、いわば最大公約数機です。

だから解決する元になる情報がないとAIとして機能が上達しない。今巷でビッグデータなんて言葉を聞くと思いますがこれはAIと密接な関係があるのは間違いありません。

人が楽して生きていけるのは非常に良いことですが、現実は真逆を行っているように思います。

現在から近い将来はAIと人はwinwinの関係で行けるでしょうが、近未来はどうでしょうかね。ちょっと心配です。

今日はこの辺で