あなたが求めるCPUオンボードマザーボード6選
こんにちわスピカです。
今のメインPC
私がメインに使っているPCはCPUにインテル® Celeron® プロセッサー J1900が乗ったオンボードマザーを使っている。
重い作業には不向きだがブログを書いたりネットをしたりする分にはそれほど困らない。
これを導入したのが今から5年くらい前、多分、既にもうどのくらい前か覚えていない。ただその間ACアダプタ電源を1回交換しているのは覚えている。
なぜこんな貧弱なPCを今も利用しているのか、それはただ単に費用対効果の結果である。このPCは通常使用していても本体で消費電力が30Wを超えることはまずない。
だから1日中電気代を気にせずある程度快適にコンピュータライフがおくれる。
そんなオンボードマザーだが私が購入してから5年以上が経過しもっと高性能低消費電力マザーがないか探してみた。
5年前からそれほど発展していないこのジャンル
探してみてわかったこと、それはマザーボードメーカー含めあまりこのジャンルに力を入れていないのがわかる。
それでも多少推奨できるものもあったのでこれから紹介していく
ちなみに私が使っているJ1900CPUのPassmarkベンチマークは
これを指標に見ていってもらいたい。
BIOSTAR A68N-5600E
BIOSTARが提供しているMini-ITXマザー。CPUにAMD A4-3350B を採用している点がちょっと珍しい。
ただDDR3とメモリは一世代前だがDIMMなためディスクトップメモリーが余っていれば利用できるかもしれない。さらにCPUファンもとりあえずだがついている点がマイナス。GPUにAMD Radeon R4を積んでいる点は評価できる。
CPU AMD Carrizo-L世代 Quad-Core 【A4-3350B】2.0 GHz Turbo Speed:2.4 GHz
内蔵GPU AMD Radeon R4
規格 Mini-ITX
メモリ デュアルチャンネル対応の2スロット構成、DDR3-1600 8GB×2
SATA SATA3(6Gbps)2基、
その他 Gigabit EthernetやPCI Express 3.0 x4(x16形状)
TDP 15 W
Passmark: 2274
BIOSTAR J3160NH
同じくBIOSTARが提供するMini-ITXマザー。こちらはIntelCeleron J3160を使用。そのため性能的には結構厳しい。
CPU Intel® Quad-Core 【Celeron J3160】 1.6 GHz Turbo Speed:2.2GHz
規格 Mini-ITX
メモリ SO-DIMM of DDR3L 1600/1066MHz 8GB×2
SATA SATA3(6Gbps)を2基
その他 Gigabit EthernetやPCI Express 2.0
TDP 6 W
Passmark: 1795
J1900MH2
これは私が使っているマザーと似ている。今回の中では唯一MicroATX仕様のマザー。そのため各部品が比較的余裕な広さをもって配置されている。性能的にはやはり5年前って感じ。SATAがGEN2(3Gbps)というのが痛い。
CPU Intel® Quad-Core 【Celeron J1900】2.0 GHz Turbo Speed:2.4 GHz
規格 micro-ATX
メモリ デュアルチャンネル対応の2スロット構成、DDR3-1333 8GB×2
SATA SATA2(3Gbpsポート)を2基
その他 Gigabit EthernetやPCI Express 2.0
TDP 10 W
Passmark: 1853
asrock J4205-ITX
asrockから出ているMini-ITXマザー。SO-DIMM仕様でM.2インターフェイスがついている。
ただM.2はKey Eということで Key Aと同じコネクタ規格になりPCI-Express2.0対応だが2230とちょっと特殊なサイズになる。このあたり注意が必要かも。
USBが3.1なのも一世代前にしては頑張っている。
CPU Intel® Quad-Core Pentium® プロセッサー 【J4205】 (最大 2.6 GHz)
規格 Mini-ITX
メモリ DDR3/DDR3L 1866 SO-DIMM
SATA SATA3(6Gbpsポート)を2基
M.2 M.2 (Key E)x1 DDR3/DDR3L 1866 SO-DIMM
その他 7.1 チャンネル HD オーディオ (Realtek ALC892 オーディオコーデック), ELNA 製オーディオコンデンサ
USB 3.1 Gen1 (前面に 2 個、背面に 2 個)
TDP 10 W
Passmark: 2264
asrock J4105-ITX
J4205-ITXの進化版になる。今回紹介するなかでは現行機種となりDDR4に対応している。そのため性能も高い。今回の中ではオススメできるパーツとなる。それ以外の規格はJ4205-ITXと同じだ。またHEVC 10-bit デコーディング/エンコーディングに対応しているということなので動画を見たりエンコードしたりする場合に威力を発揮する。
CPU Intel® Quad-Core 【Celeron J4105】1.50GHz Turbo Speed: 2.5 GHz
規格 Mini-ITX
メモリ DDR4 2133/2400 SO-DIMM
SATA SATA3(6Gbpsポート)を2基
M.2 M.2 (Key E)x1
その他 7.1 チャンネル HD オーディオ (Realtek ALC892 オーディオコーデック), ELNA 製オーディオコンデンサ
USB 3.1 Gen1 (前面に 2 個、背面に 2 個)
TDP 10 W
Passmark: 2644
asrock J5005-ITX
J4105-ITXの上級版になる。今回紹介するなかでは最上級の性能、メモリー規格はDDR4に対応している。今回の中ではイチオシのパーツとなる。それ以外の規格はJ4105-ITXと同じだ。またHEVC 10-bit デコーディング/エンコーディングに対応しているのも同様。
CPU Intel® Quad-Core Pentium® プロセッサー【J5005】 (最大 2.8 GHz)
規格 Mini-ITX
メモリ DDR4 2133/2400 SO-DIMM
SATA SATA3(6Gbpsポート)を2基
M.2 M.2 (Key E)x1
その他 7.1 チャンネル HD オーディオ (Realtek ALC892 オーディオコーデック), ELNA 製オーディオコンデンサ
USB 3.1 Gen1 (前面に 2 個、背面に 2 個)
TDP 10 W
Passmark: 2905
総 評
今回低消費電力ながらそこそこの性能のオンボードマザーを紹介した。ただ正直現行のIntel Core-iシリーズからしたらめっちゃ見劣りする。
そしてこの程度のACアダプターで動く消費電力PCならノートパソコンのほうが断然早い。
私がもっている中古のLet's note NX3でもPassmark値は3759もある
そのため自作で低消費電力PCを組んでみたい人向けみたいな感じだが、やはり現行品でもあるJ4105-ITX、J5005-ITXあたりが自作用で尚且つACアダプター駆動が可能なオンボマザーとしてオススメかもしれない。
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