SSDはすでに1GBあたり11円?。それでも

2023年9月4日

こんにちわスピカです

昨今のSSD市場

今年になってQLCNANDが出始め、安価で大容量なSSDが出回り始めた。

1GB単価 11円

昨年くらいまでは128GBも5000円をくだらなかったと記憶しています、だが今現在480GBで5580円で販売されているサイトがある。

品揃え豊富で安い!NTT-X Store

GB単価にして11.6円

昨年あたりでは100円以上していたように記憶している。

それでもHDDにはかなわない

最近のHDDは4TBだの10TBだのと大容量化が激しい
そんなHDDのGB単価を調べてみると、

1GBあたり1.8円程度とSSDに比べずば抜けてコストパフォーマンスがよい。

SSDの5分の1程度と

私が始めて買ったHDD

今から20年以上前になると思います。
Windows3.1が出始めたころ、まだそのころは内蔵HDDなんてとてもとても買えず、値ごろ感のある外付けHDDが出始めたころでした。

値ごろ感といっても

今でも記憶しているが当時LogtecのCorseirとかいう商品名で容量が240MBで8万4000円だったと記憶している。

これは本当に今でも覚えています。
探したら、ありました。

そのころは、今ではあまり聞かなくなったタクサンとか言うメーカーもありそのころにしては安かった。

Corseirの単価

Corseirの240MBは84000円、1MBあたり350円、GBに換算したら35万円とべらぼうに高かったのが伺える。

でもそのころのコンシューマPCはフロッピーディスクドライブが当たり前の時代。

良く覚えているが、DOSをHDDに入れ一太郎を起動したときめちゃくちゃ早かった。一種のカルチャーショック的な感じだったのを覚えている。

今ではHDDは遅いディバイス

そんなこんなでHDDはSSDに比べ歴史が長い。長い分先駆者としての意地もあるのではなかろうか。

だが時代は変化していく。4KBファイルアクセスはSSDに遠く及ばない。
だが大容量低単価を実現したためデータ用としてならまだまだSSDに劣らない。

Intel Optane MemoryとAMD StoreMI

HDDとSSDをうまく組み合わせ、最高のコストパフォーマンスをつくりあげることも可能な時代になってきた。
それがIntel Optane MemoryAMD StoreMIだ。

ともにSSDをHDDのキャッシュとして利用する仕組みだ。HDDの大容量性を生かし、アクセスの遅さをカバーする手法として近年にわかに脚光を浴びてきている。

SSDもかつてのHDDと同じ過程をたどる

SSDも過去HDDがたどってきた道を歩んでいくと推測される、ただ今現在だけをみれば、容量的にはHDDに分があるのは否めない。

HDDとSSDが容量的に逆転するには、あと最低でも数年は必要ではないだろうか。

ただ、割り切ってスピードはSSD、容量はHDDと考えればHDDのみのPCのパフォーマンスは格段よりはかなり向上するのではないだろうか

今コストを考えた最良の構成とは

現状、費用対効果で考えた場合、
システム領域----NVMESSD 256GB
HDDキャッシュとしてSATASSD 64GB
データ領域としてHDD 4TBから6TB

として利用すればかなり高パフォーマンスが得られるのでは。
システムは現状120GBもあれば足りるため倍の容量を確保しておけば等分不満は感じないだろう。

でNVME接続としたことで1500MBから3000MB/秒程度の転送速度が確保されるPCI Express規格を利用することで更なる体感スピードの底上げが期待できる。

私が考えるPC構成

もちろんコストをかければそれだけ良いPC環境ができるのは間違いない。ただ今その環境を多大な費用をかけて構築したところでもって5年。

過去においては2年程度で性能劣化で使いものにならなかった。今はハードウェアの性能向上の間隔が長いためPCの性能寿命も多少長くなってきてはいるが・・

大事なことは、パソコンは償却物だということ。所謂消耗品である。それも性能という名の・・・

だから 如何に費用をかけずに高性能なPCが組めるかが大事。現在最高性能のビデオカードが20万円以上しても数年後にはただ同然になってしまうのである。

もちろん策定したPCが現状既に性能的に使い物にならないのでは話になりませんが・・。だからって使う機能以上の性能を求めたPCなんて無駄な長物。

今現在単体のSSDで一番コスパなのは

上記の組み合わせなんてどうでもよく、現在とりあえずシステム領域をSSDに変えたいとか、古いノートPCのHDDを換装したいなんて場合、現状の最高コスパな容量は500GBクラス。

1TBクラスになるとGB単価は同じだが容量がアップする分全体的な値段がアップしてしまう。今年秋ごろまでは500GBクラスがコスパ最高と考える。

そして実は5000円クラスのSSDがコスト的には最終価格に市場はなっているようです。

5000円前後で買える容量が次の世代になった時にGB単価が上がってしまう。

例えば数年前60GBが5000円くらいで売り出されていました。

現在60GBクラスは500GBクラスの8分の1に値段はなっていません。

SSDやHDDを一番お得に買える値段設定が容量にかかわらず5000円前後だと思われます。ただ以前は5000円で買えるクラスの容量では全然足りませんでしたが・・

今後さらなる大容量のSSDが一定間隔で市場に放出されていくと思いますが5000円クラスのSSDがコストを見込むとこれ以下ではメーカー側が赤字になってしまう。

というレッドラインではないかと思います。

500GBクラスのSSDを探す

PCHDD,NVME,SSD

Posted by aroeuser