5Gの世界(前編)

こんにちわスピカです。

今年は5G元年なんて言われていますが、5Gって正直何がどのように変わるのかちょっとわかりませんよね。

私も何となくすごいことが起きるのかな程度しか認知していません。

ソフトバンクグループの孫さんなどは5GはIoTの時代だと熱く語っていました。
でもじゃ IoT って何?
IoT が出来ると私たちの生活がどう変わるの?

なんか今までと大してかわらないのではとつい思ってしまいます。

Gとは

4Gや5Gの「G」ってなんだか知っていました?。そうジェネレーション(Generation)の頭文字をとって「G」なんです。

そしてこのgenerationの意味には「世代」。以前テレビ番組で「ジェネレーションギャップ」なんてのがありましたね。

親、子、孫くらい歳が離れている人たちをグループ別にして「知っている。いや知らない、そんなことあったんだ的」な。

Gは世代を意味しているのです。

では4G以前ではどうだったのか、ちょっと歴史を振り返ってみたいと思います。ちなみに「何G」っていうのは通信後術の総称であって電波の一形態を表現するのもではありません。

1Gの世界 (第1世代)

1980年代、人間の世界で初めて携帯電話が実用化された時代でもあります。アメリカではレーガン大統領、日本では中曽根首相でしたね。ロンヤス会談なんて言っていました。

そんな時に1Gが世に生まれました。そして今のようなデジタルではなくアナログ通信でした。ショルダーフォンなんてのが有名ですね。大きな肩掛けバックみたいな携帯電話です。

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2Gの世界 (第2世代)

1Gのアナログからデジタルになったのも2Gの特色です。転送速度は0.01Mbps

1990年代、携帯でメールが打てるようになりました。まだこの時代携帯電話というよりは、前半はポケベルが主役であの有名な歌「ポケベルが鳴らなくて」が流行りましたね。

そして女子高生などのポケベルの番号早打ちや、暗号メっセージ解読など。例えば「0840」は「おはよう」とか「0833」は「おやすみ」、「04510」は「お仕事」、「10105」は「今どこ」、等

じゃあ問題、 「0106」 あなたはこれ分かりますか。私もこの時代を生きてきましたが正直分かりませんでしたね。

そんなポケベル全盛期でしたが人は貪欲に次の技術を欲するもの、ポケベルは imodeやEZwebのメールサービスへと急速に移行していきました。

3Gの世界(第3世代)

2000年代、3G技術が世に出て2G当時流行っていたポケベルからimodeやEZwebに移行していきました。3Gは imodeやEZweb が躍進した時代でもあります。

このあたりから庶民が携帯電話を使用し拡散され始めた頃かもしれません。

LTEは実は4Gではない (第4世代)

そして現在主流の4GLTE、実は今使っているLTEは本来策定されていた4G規格ではありません。

今ではその文献をネットで目にすることはなくなりましたが当時ではそのような文献がちらほらネットでも見受けれました。(不確実情報)

そしてこのLTEは「Long Term Evolution(長期的進化)」の略で3Gから4Gへ移行するための一時的な規格だったのです。

ちなみに3G規格の通信速度は3.6Mbps~14Mbpsだそうで、LTEというと37.5Mbps~150Mbpsになります。ですが後半LTE-Advancdという規格が登場してようやく本来の4Gと呼ばれる性能が出るようになりました。

LTE-Advanced の速度は110Mbps~1Gpsまで出せる規格だそうなので、この時点でLTEを取ってもよかったのですけど前半のLTE規格も混在している現状では混乱を招くと思ったのでしょう。

ただ既に5Gが視野に入っている現在ではこうした混在した環境をLTEイコール4Gとして扱ってもさほど問題視されることもないのかもしれません。

ちなみに5Gでの通信速度は1Gpsから50Gpsになるとのこと。

見えてこない5Gの世界

2020年代。今年からですね、いよいよ5Gが展開されようとしています、ただ5Gが一気に広まるわけではなく。徐々にまずは首都圏から始まって地方へ広まっていくというのが構想だそうでとりあえずの目標年は2022年だそうです。

4Gと5Gでは何が違う

4Gと5Gとの差はかなり大きく、通信速度だけ見てもLTEの140Mbps程度から50Gpsでざーっと30倍以上の差が出てるようです。(理論値)、実際的には100倍くらいの体感差があるのではといわれています。

ただ「超高速」だけでなく、5Gの三大要素のあと2つ、「超低遅延」と「多数同時接続」がカギになります。

もちろん超高速がなくてはこの2つも成り立たないのですが・・

そしてこの超低遅延は自動運転技術に、多数同時接続はIoTスマートシティーに生かされていくようです。

さてここまでで尺が来てしまいました。(ようは爺なもんで疲れた・・体力の限界!)

ということで次回さらに書きたいと思います。お楽しみに!!