ドライブレコーダー取付奮闘記(さらにSDカードの寿命を計算してみた。)
こんにちわスピカです。
唐突ですが昨年末Amazonの年末大セール「サイバーマンデー」でドライブレコーダーを手にいれました。まあ今まで買おうかなって考えていて1年経ってしまいました。
たまたま見ていて衝動買い、中華製だがものは試しだということで初めての購入でしたが。
ドライブレコーダってドライバーズショップへ行っても玉石混合のごとくあり安いものは3000円くらいから上は30000円くらいまでそんなに値段ほどの差があるのだろうか。と思いつつ迷っていて1年が経過してしまいました。
ドライブレコーダーは設置より配線。
まあ、巷で売っているドライブレコーダもただ単にシガーソケットに挿すだけならすぐ買って取付ようと思いましたが、やはり天井脇を這わせ、ヒューズソケットから電源を取りたいな。
そしてリヤーカメラも必要ではないのか・・良く煽られるからな・・とか、考えていて・・
それから教習所行ってないし・・(でも運転免許持っています。誤解ないよう)。関係ないか。
そうなるとやはり配線が・・。
なんて考えていたら、どんどん時間が経っていいやめんどっちい。ということでしばらく購入意欲もなかったのですが・・
サイバーマンデーなんとかが安いとかネットで見かけたのでとりあえずアマゾン内を徘徊していたら、なんか安くねえ。これ使えんのかなあ
ということで時間制限と個数制限の間で焦ってポチってしまった。
まあ、届いたのこんな感じの品物でした。
中を開けてみると、
おっとびっくりサプライズカードが・・。なんだろう爆発せんだろうな。
とりあえず箱の中のものを全部出して、ビックリ
結構入っているじゃん、本体、電源ケーブル、リヤーカメラ、取付アダプタ。
あとUSBケーブル。
おっと、右上のあんパンが映っているのは気にしないでね。あと取り扱い説明書、そして最初に出てきたサプライズカード。
まあこの小さい箱の中にいつも思うのだが、スマホもそうだが届いて箱から出してみると実に効率的、空間認知を最大限生かして入っているのをみていつも感心している。
とりあえずプロモーション
上部は取付アダプタ用のソケットがある。
下面はモニターと各操作ボタン
レンズは広角170度だそうで、でも大体そんなに画角はとれないのが中華。
左側面には左からマイクロSDソケット、電源、メニューボタン
右側面は左からリアカメラ端子、GPSアンテナ端子、USB外部電源。
リアカメラはケーブル長は5mくらい(多分)端子は3.5mmステレオピン。
まあおまけみたいなもんと思っていたのですが、画像も・・
それから2週間が過ぎた。
実はドライブレコーダーが届いてからもしばらく取り付けずにいた。それはただ単にどう配線するか迷っていたためである。
一番問題なのはリアーカメラである
前面のドライブレコーダー本体は中央上に取り付けることで良しと問題はリアーカメラである。
リアーカメラはリアウィンドウの上の鉄板部分につけるとして、そこからどうやって配線するか。
YouTubeで探るとバックドアからジャバラ ゴムチューブを通して天井を這わせているのが多い。問題はこの配線ゴムチューブにテールランプやらの配線が入っていて隙間がほとんどない。
まあ、考えていても始まらんということでいざ実行へ
実際の取り付け
ドライブレコーダーが届いてから2週間、とりあえず家族全員で取り付けることに。
まず、最初はやはりリアカメラ。
リアカメラ本体の位置を仮止めし、ステレオピン端子にゴム付き針金をガムテープで巻き、バックドアと車体本体をつないでいるジャバラチューブの中を通すことに。
しかしこれが至難の業、格闘すること1時間。やっぱ通りませんでした。仕方がないので、ジャバラチューブの途中をカッターで割き、そこから入れることに。
なんとかこれなら入った、ジャバラチューブの切れた部分は100均でパテを購入して水が入らないようしっかりと塞いだ。
あとは天井を通すだけなため、側面ドアのゴムを外しそのままフロントウインドウへ。
ジャバラチューブのところ以外はそれほど大変ではなかった。
バックミラーのちょっとしたあたり、運転席から見てバックミラーと重なるくらいのところを狙い取付。
同じくGPSアンテナを助手席の下のほうに取付そこから側面カバーを外しリアカメラケーブルと一緒にドライブレコーダー本体へ。
ちなみにGPSアンテナがこれ
裏面シールは3M製を使っている。中華とは思えん。
取付が終わって
本来なら、電源はシガーソケットではなく、ヒューズボックスから取るべく準備を進めていたが、気力がなくなった。
今は右側面(運転席側)の中にUSBケーブルを通し、運転席の下から助手席側に中央コンソールの下を通しシガーソケットへつないでいる。
それともうひとつ取付の写真が1枚もないのは奮闘していてすっかり忘れていました。m(__)m
あのサプライズカードは
最初、箱を開けたとにあったあのサプライズカードは実は、レビューを投稿するとヒューズボックス用の電源ケーブルを贈呈するというもの。
これってめっちゃお得ではないか。早速レビューし、したことをメールで申告、しばらくしてヒューズボックス用電源が届いた。
それがこれ
実際価格700円くらいするもの。それとは別途にヒューズを購入。(低背タイプ)
もしヒューズ電源を購入する場合は、平型、ミニ平型、低背タイプとあるようです。うちの車は低背タイプなので上記を購入しました。
あれから2ヶ月以上が経過して
取付てからとりあえずちょっとした問題は発生したものの、解消して録画された画像をスマホに転送。これってwi-fi 機能がついているので撮った画像をスマホへwi-fi転送したりその場で見られたりする。
ちなみにドライブレコーダーの画質は
ただwi-fi転送は容量が多いと時間が結構かかる。そのためマイクロSDカードを抜いて自宅のパソコンで転送したほうがはやい。
パソコンに転送して専用のソフトでみたら、なんかエラーが・・。適当に詮索してバージョンが違うタイプのものをダウンロードしたら使えた。
なんかgoogleマップを使うがソフトの許諾の関係のようで別途「Google Maps fix」を使うことで可能となりました。
でフロント映像から拝見。
フロント映像は申し分ない。ちなみに720pに設定してある。でも結構画像はきれいである。ただフロントウィンドウにダッシュボードの映り込みがあること。
このあたりが中華というか廉価版みたいで、20000円くらいするドライブレコーダーだと映り込み対策用のPLフィルターが標準でついていたりする。
たとえばこんなやつ
リアカメラはどうか
これはレビューにも書かれていたが、VHSテープの3倍速録画程度と表現されていたがみごとにそのとおりだなと実感した。もうちょっと違う言い方をしたら昔の裏ビデオの画質と言えば大抵の男性は分かるのでは・・・
まあないよりましか。程度だが値段が値段だから。あとは壊れない事を願うだけ。ただこの商品永久保証なんだよね。
マイクロSDカードの寿命について
そんなこんなで取付も無事終わり、録画もされているようで一安心といったところ。
そんなある日、ネットを徘徊していると「SDカードには寿命があるよ」的なブログが目に入った。
そういえば、たしかにマイクロ SDカードって消耗品だよな。書き込み回数もSSDではないが、NANDフラッシュと同じはず。
ちょっと知らべると、
マイクロ SDカードにもSLCやMLC、そしてTLCタイプが存在するらしい。あたりまえか。
現行はSLCはほとんどなく、MLCも今は既にほとんどないとかでTLCが主役みたい。
TLCの書き込み回数はおおよそ1000回。
ひとつのセルに書き込める回数はTLCの場合1000回程度と規格上なっているようです。ちなみに下の表に各チップごとの書き込み回数をまとめてみた。
SLC (Single Level Cell) | MLC (Multi Level Cell) | TLC (Triple Level Cell) |
10万回 | 1万回 | 1000回 |
今回のSDカードは
今は32GBのマイクロSDカードをドライブレコーダーに挿して使っている。特段書いていなかった。というかパッケージもろくに見ていないため不明。
ということでTLCだと仮定して今後の寿命を割り出していきたい。
今回フロント映像が720p、リア映像が480pで記録されており、3分単位でファイルを保存するように設定してある。
ここから割り出せる。ファイル容量は
フロント映像 720pで 約180MB/3分
リア映像 480pで 約40MB/3分
合わせて約220MB/3分 ということになる。
1時間に換算すると、220MBx20=44,000MB
1日に換算すると、 44000MBx24= 1,056,000MB
32GBのマイクロSDカードの書き込み回数が1000回だから32,000GB≒32,000,000MB
日にちに直すと
32,000,000MB / 1,056,000MB =30.30日
フルに24時間ぶっ通しで録画すると30日でマイクロSDカードがオシャカになる計算だ。
1日2時間車を使ったと仮定して計算すると
30.30日x12=363.60日
1年しかもたない計算になる。果たして本当だろうか。
これはTLC仕様の場合の計算、もしMLCなら10倍もつことになるので、上記の計算でいけば、3636日、おおよそ10年持つ計算となる。例えばこんなの
また、容量が倍化した64GBだったら2年もつ計算になる。
もしトラックの運転手とかだったら1日あたり10時間とか乗ることもあると思うのでそうしたらすぐマイクロSDカードがオシャカになってしまうかも・・
マイクロSDカードがオシャカになるということは
マイクロSDカードがオシャカになるとは書き込んだデータが読みだせないことを意味する。もちろん書き込めていないからだが・・
もし書き込めなくなってもドライブレコーダーによってはエラーがでないことも
ドライブレコーダーによっても違うと思うが書き込んだあとベリファイでもしない限り書き込みを確認できなためエラーがでないことも。
たまあにはチェックしよう
1カ月に1回くらいはマイクロSDカードが確実に書き込まれているかスマホやPCを使って読みだしてみましょう。
本当に必要な時に使えなかったら笑い事では済まされません。
夏は特に注意
マイクロSDカードは暑さに比較的弱いそうで、真夏の車の中は60度を超えることも・・
直射日光のあたるところはもっと上がるかもしれません。過酷な夏の更に車の中、地獄です。そんななかのマイクロSDカードは・・
対策として
あまり車を利用しないときはマイクロSDカードを抜いておく。ETCカードと同じですね。使うときに装着する。
熱に強いマイクロSDカードを購入
少々高額になるかもしれませんが、熱対策されたマイクロSDカードならとりあえず安心できるのでは。
総 評
ドライブレコーダー奮闘記からマイクロSDカードの寿命までちょっと長くなってしまいましたが、実際自分で取り付けてみると思ったほど難しくなかったです。
業者さんに頼めば1万円以上かかるかもしれない作業が今はYouTubeを見ながら自分で出来る時代になりました。
ほんと、良い時代になったものです。
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