あっちゃこっちゃから見つけてきた様々なインターネットブラウザ第2弾(ちょっとマイナー)
こんにちわスピカです。
前回、Windowsで利用できる現在も更新しているブラウザをいくつか紹介しました。ここです。
前回、力付きて・・・紹介しきれなかったものもあり、更にグレードアップして巷に散在しているブラウザを見つけてきました。
前回と違い、今回は結構マイナーなブラウザもありしかも、結構危険度が高いものもあります。
前回も一部はマイナーなブラウザもありました。今回はちょっとメジャーなブラウザが少々とマイナーなブラウザも数個記載しています。
Chromium
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
74 | Blink | 535 | 4.2 |
ChromiumとGooglechromeはよく似ているが、Chromiumはオープンソースプロジェクト、比してGooglechromeはChromiumを一部google仕様に変更したものとなっている。
本質的にはGooglechromeはChromiumと兄弟関係と言っていいのではなでしょうか。
実際に使ってみて
実は今まで使ったことがなかったChromium。インストールはZIPファイルを解凍するだけでインストール作業は特別なかった。
立ち上げて使いだして感じたこと。それはchromeより軽い。まあ拡張機能入れてないしね。
拡張機能はchromeウェブストアからインストールできる。なんかちょっと違和感。
だってChromiumの派生版がchromeと考えると、Chromiumのストアを使うのかなと思うのが普通のような・・・
まあ実際プラグインについてはchromeウェブストアのほうが豊富なのだろうから。
Lunascape
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
6 | Trident Gecko webkit | 312 445 測定不能 | 3.5 |
Lunascapeは日本法人が開発している国産ブラウザ、最近めっきり減ったハイブリッドレンダリングエンジンを搭載している。
現在のバージョンでは、Trident、Gecko、webkitを積んでいる、最近のGooglechromeが積んでいるBlinkは見搭載となっています。Blinkはwebkitの派生エンジンになっています。
全体的な使用感。
私の低スペックPCでは正直重い。ただ起動してしまえば結構快適に利用できました。
SeaMonkey
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
2 | Gecko | 420 | 4.0 |
SeamonkeyはMozillaFoundationから独立したボランティアグループが開発しているインタネットアプリケーション群です。
Seamonkeyは、ブラウザ、メール、ニュースグループ、Composerと呼ばれるWYSIWYG対応のHTML編集エディタ、アドレス帳を包含している。
ComposerはHtmlを学び始めた人がサイトを作成したりする場合に通常のHtmlエディタだとちょっと難しいなんて場合に、このエディタが意外と役に立つ。
SeamonkeyではブラウザとComposerしか使ったことがないが比較的軽く、低スペックPCでもストレスなく作業ができる。レンダリング自体はそれほど早くないが、全体的にもたつかないため非常に使いやすい。
firefoxと同等の拡張機能が使えるの良い、登録もストレスを感じさせない。
日本語化もされており、見た目は地味だが非常に愛着感のあるブラウザという印象を持ちました。
SRWare Iron
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
71 | Blink | 527 | 3.7 |
SRWare IronはGooglechromeと同じレンダリングエンジンを備えたドイツ製ブラウザ。googlechromeがユーザー情報を過大に収集していることに疑問を抱き開発された経緯をもつ。
このあたり、vivaldiと同じ思想を持つ。chromeの情報収集はかなりのものであるというエコノミストもいます。
拡張機能はchromeウェブストアがそのまま利用できます。
ユーザー情報やセキュティー情報はやっぱ心配ですよね。
Ancia(Trident)
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
1.9 | Trident | 312 | 3.5 |
Ancia(Blink)
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
0.6 | Blink | 524 | 3.5 |
Anciaは軽量化を主眼において開発された国産ブラウザ。レンダリングエンジン別にTrident版とBlink版を提供している。
起動したときからchrome、firefox、Operaの各お気に入りが直接使えるのはうれしい。
全体的に軽くできており低スペックPCでも問題なく使用できる。またTrident版はBlink版にレンダリング性能で劣るが、通常のブラウジングをしている限りそれほど気にしなくてよいでしょう。
むしろレンダリング以外のところで結構レスポンスの差がでることが多いと思います。
Coc Coc
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
77 | Blink | 528 | 3.5 |
Coc Cocはベトナム由来のブラウザ、ベトナム製だからと言って日本語化できないわけでもなく以外にも使いやすい。
Coc CocもChromiumを元に開発されており、chromeとは兄弟姉妹関係です。
やはりベトナム製なため本国ではchromeを抜く人気があるとか。
Yandex Browser
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
19 | Blink | 530 | 3.8 |
Yandex BrowserはロシアのYandex社が開発しているブラウザ。ロシアというと恐ロシアなんて言われていて情報の分野でもちょっと怖いイメージですが、日本ではKasperskyが有名ですよね。
このYandex BrowserはYandexセキュリティシステムでWebページのセキュリティをチェックし、 Kasperskyアンチウイルスでダウンロードしたファイルをチェックするそうです。
DNSCryptテクノロジをサポートする世界初のブラウザだそうで、(DNS)トラフィックを暗号化する。
トロイの木馬型のDNSChanger 、追跡しているインターネットプロバイダ、あるいはハッカー等から保護することが期待できるとしています。
wi-fi保護機能もこのブラウザの特徴。wi-fiネットワーク上でWEPを使用しているアクセスポイントに接続するとHttpサイトとのやり取りが自動的に暗号化されます。すごいですね。さすが恐ロシア。じゃないか・・
使った感想
起動させると最初波の映像が映し出され、テーマ設定の画面になる。その後テーマを決めると通常のブラウジングが可能。日本語化もされておりさほど困らない。全体的なパフォーマンスは良い。
Sogou Explorer
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
8 | webkit Trident | - 373 | 1.5 |
中華製ブラウザ、検索エンジンサーバーを持つSogou、Incが開発者。ハイブリッドレンダリングエンジンを搭載。
WebKitおよびTridentを装備している。またユーザーの同意なしに中国のサーバーにユーザー設定情報が送信され、またインストール後はアンインストールは難しいとされています。
実際に試してみて
インストール自体は何の問題もなく今回紹介する中で一番早く終わった。というかほとんど数秒。特にAVASTが吠える気配もなかった。
インストールしてから実際ネットサーフィンをちょっとしましたがメニュー自体が中国語なので意味不明。レンダリングエンジンが切り替えられるとのことでしたが、わかりませんでした。
UC Browser
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
7 | Blink | 528 | 1.5 |
UC Browserは中国企業UC Web社が提供するブラウザ。ただ検索するとあまり良い評判は見られない。
インストールも通常に進行、AVASTが吠えることもなく順調。
レスポンスは可もなく不可もなくといったところ。言語は英語が利用されていた。日本語への変更は不明。またハイブリッドレンダリングエンジンを搭載しているようだが、レンダリングエンジンの変更の仕方がわからない。
360 Secure Browser
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
10 | Blink | 528 | 1.2 |
360 Secure Browserもやはり中華製のブラウザ、中国国内ではシェア率第2位を誇る。らしい・・
全方位安全ブラウザという意味だそうです。
ただ日本語の文献がほとんど無く、日本国内で利用されている人はかなり少ないと思われます。
ウィキペディアでみると過去にバックドアが発見されたとかアンインストールできない等の記述をみることができます。
実際に使った感想
インストールは普通にAVASTも吠えることなく無事終了。
これもメニューからすべてが中国語なためほとんど使い方がわかりませんでしたが、文字入力時に若干のタイムラグを感じました。レスポンスはそれほどよくないのではというのが実感です。
試してみるなら仮想環境で・・
QQ Browser
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
10 | Blink | 525 | 1.5 |
中国Tencent Holdings製ブラウザ。やはり評判は中華系って感じです。試したい人は仮想環境で・・・
使った感想
インストールしてちょっとサーフィンした程度なので、使うというよりは触った程度といったほうがよいが特にAVASTが吠えることもなかった。
他の中華製ブラウザと同じでメニューが全部中国語。設定も中国語でLanguageの項目を探したが見当たらなかった。
レスポンスは可もなく不可もなくといったところ。
Torch Browser
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
65 | Blink | 525 | 1.5 |
日本語の参考文献がほとんど見当たらないが、いくつかある資料からピックアップすると、Torch BrowserはChromiumベースのブラウザ。
ダウンロードアクセラレータを標準装備し、BitTorrentクライアントとメディアグラッバーも装備している。
Torch Music サービス が利用できYouTubeとVevoからの音楽配信を利用できる。インストール時にはAsk社の迷惑ソフトがバンドルされているらしい。
使った感想
インストール時にいくつかのチェック項目が出るが中国語なので全然わからず、多分これがバンドルソフトのインストール可否項目なのかなと思ったくらいで全部チェック入りのままインストール。
特にAVASTが吠えることもなく終了。レスポンスは可もなく不可もなくといったところ。
Blisk
ver | レンダリング エンジン | ベンチ html5test.com | 評価 軽さ・使い易さ |
10 | Blink | 528 | 3.0 |
Bliskは他のブラウザとは一風違う思想で作られています。それはWEB開発に主眼が置かれているという点。
そのためスマホビューアとPCビューアが同時に利用できる。
ただこのブラウザはフリーソフトではないようで30分ごとにメッセージが表示されるとのこと。本格的に使う場合は有償版を手にいれましょう。
Not downloadについて
インストールした場合高い確率でリスクが発生すると見込まれるブラウザについては、上記アイコンを表示し直リンをしないこととしました。
どうしてもダウンロードしたい人はググってください。ここで紹介したものは私が一度はインストールし動作確認しています。
但しNot downloadのブラウザはVirtualBOX内のWindows7にて動作させており、同時にAVASTもインストールしてある環境で実行しました。
もしメインPCなど、仮想環境等の保護実行システムがない場合スパイウェア等ユーザー情報が抜き取られる恐れがあります。
実際直リンしないブラウザはセキュリティーソフトである「Malwarebytes AdwCleaner 」を実行したところすべて危険と判断され削除されました。
万が一、ここで紹介したブラウザを使用し損害が発生しても当方は責任を負えません。必ず自己責任にてお願いします。
また、ベンチについてはchromeをHOSTとGESTの両方で実行し数値に違いがないことを確認しています。
総 評
今回は前回よりもマイナーなブラウザを紹介してみました。マイナーである以上に危険と思われるブラウザも掲載しています。
それは世界にはこんなブラウザもあります。ということ、実は探せばまだまだあります。ただ検索である程度引っかかるブラウザをメインとしています
使ってみて思ったことはレンダリングエンジンの差よりそれ以外のほうがレスポンスに差がでるということ。
同じBlinkを使っていても片やもたつきが目立ち片方はスラスラ動く。こんな光景が何度となく見られました。
中華製ブラウザについて
中華製ブラウザに共通していること。それはユーザー情報の収集とその方法。ただ一概にこれが怪しいと決めつけるのも気が引けます。
なぜならお国柄というのがある。今まで中華製のブラウザを試し、評判を検索してみたが日本人にとっては違和感があっても中国本土ではこの程度では当たり前なのかもしれません。
ユーザー情報の送信等中国国内ではプライバシーについて独自の解釈の上成り立っていると思われます。そういった意味で中華製のブラウザは日本人からすると合わないのかもしれません。
ユーザー情報でいえば時より問題になるGoogleの収集方法。Facebookもしかり。30年も前なら個人情報なんてなんの問題にもならなかったことが時事なんですかね。
起動が遅いブラウザはSSDから起動してやれば早くなる。今は値段もこなれてきたため、そこそこの大容量が手に入る。格安を狙うなら。
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